育休中、かわいらしいお子さんとの時間は何物にも代えがたいものですよね。しかし、「この時間を使って何か新しいことを始めたい」「将来のために副業にチャレンジしてみたい」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな時にネックになるのが「時間がない!」という問題。特に、お子さんが小さいうちは自分の時間なんて夢のまた夢…と思いがちです。でも、諦めるのはまだ早いです! 私自身、0歳〜2歳の子どもを育てる中で、毎日2〜3時間の自由時間を確保できるようになりました。その秘密は、「ジーナ式」によるタイムマネジメントです。
ジーナ式とは?なぜスキマ時間が生まれるの?
「ジーナ式」とは、イギリスのカリスマナニーであるジーナ・フォードさんが提唱する育児法で、赤ちゃんの授乳時間、睡眠時間、離乳食の時間などを規則正しく管理することで、赤ちゃんの生活リズムを整えることを目的としています。
「え、そんなにカッチリ決めるの?」と思うかもしれません。私も最初はそう思いました。ですが、このジーナ式を長男・次男ともに生後3ヶ月頃から実践した結果、驚くほど生活が安定しました。
ジーナ式がスキマ時間創出に役立つ理由は主に2つあります。
- 予測可能な睡眠時間: 赤ちゃんの睡眠時間がパターン化されるため、ママ(パパ)もいつ休めるのか、いつ自由な時間があるのかを予測できるようになります。これは精神的な安定にも繋がります。
- まとまった睡眠の確保: 赤ちゃんが夜中にまとめて寝てくれるようになるため、ママ(パパ)も十分な睡眠時間を確保できます。産後の体力回復には質の良い睡眠が不可欠。体が元気になれば、日中の活動量も増え、集中力も高まります。
私の経験では、ジーナ式が定着し、産後の体力が回復してきた生後3〜4ヶ月頃から、この効果を実感できるようになりました。それまでは細切れだった睡眠がまとまり、日中も「あ、この時間は確実に自由になるな」という時間が生まれてきたんです。
ジーナ式で得た「まとまった時間」で何をする?
私の場合、この毎日2〜3時間の自由時間を活用して、読書をしたり、DIYをしたり、そして副業のための準備を進めたりしていました。もちろん、この時間は絶対に副業に使わなければならない、というわけではありません。自分の趣味に費やしたり、ゆっくりお茶を飲んだり、普段できない家事を片付けたりと、使い方はあなた次第です。
大事なのは、「自分の意思で自由に使える時間がある」という心のゆとりです。このゆとりがあるからこそ、育児にも前向きに取り組めるようになります。
ジーナ式を始める前に知っておいてほしいこと
ジーナ式は、赤ちゃんによっては合う・合わないがあります。また、最初は生活リズムを整えるのに少し時間がかかるかもしれません。ですが、もしあなたが育休中に副業を始めたい、自分の時間を有効活用したいと考えているなら、一度検討してみる価値はあると思います。
もちろん、育児の仕方は人それぞれです。ジーナ式が唯一の正解というわけではありません。大切なのは、あなたと赤ちゃんに合った方法を見つけることです。
私が実際にジーナ式を実践してみて感じたメリット・デメリットは別の記事でご紹介します。
育休中の時間はあっという間に過ぎていきます。ぜひ、あなたにとって有意義な時間を過ごすために、タイムマネジメントについて考えてみてください。ジーナ式がその一助となれば幸いです。