Chromebookを使っていると、突然Wi-Fiが繋がらなくなることがあります。
「再起動してもダメ」
「ルーターも問題なし」
「他の端末は繋がるのに、Chromebookだけが接続できない」
──そんな状況に陥ると、とても困りますよね。
本記事では、一般的な対処法から始め、どうしても直らない場合に試せる“最終手段(自己責任)”まで紹介します。
ChromebookでWi-Fiが繋がらなくなる、よくある原因
まずは、ChromebookのWi-Fi不具合にありがちな原因を整理しておきましょう。
- ソフトウェアの不具合
→ 一時的なOSや設定のトラブル。再起動や設定リセットで解決することも多いです。 - ルーターや回線側の問題
→ 他の端末も繋がらないなら回線やルーターを疑いましょう。 - ハードウェア(Wi-Fiカード、ネットワークカード)の不具合
→ 長く使っていると、内部のWi-Fiカードが接触不良を起こす場合があります。
まず試すべき一般的な解決策
多くの場合は、次の方法で改善します。
- Chromebookを再起動する
一時的なエラーならこれで解決することもあります。 - Wi-Fi設定をリセットする
接続情報を削除して再設定することで改善するケースがあります。 - ルーターを再起動する
ルーター側の一時的な不具合であれば、これで解決できます。
👉 これらを順番に試しても解決しない場合、次のステップに進みましょう。
それでもダメなら…Wi-Fiカードを抜き差ししてみる(自己責任)
ここからは、少し踏み込んだ「最終手段」です。
ChromebookのWiFiがどうしても繋がらないとき、本体内部のWi-Fiカードを一度抜き差しすることで改善することがあります。
手順の概要
- Chromebookの電源を切る
- バックパネルを開ける
- Wi-Fiカードを取り外す
部品に直接触れないように注意し、Wi-Fiカード(下の写真の赤丸で囲った部品)を抜きます。抜いたあとは特に何もせず、一呼吸入れてからWi-Fiカードを元の状態に戻します。 - 接点を確認して、しっかり差し込み直す
- Chromebookの電源を入れる
バックパネルを閉じ、Chromebookの電源を入れると、Wi-Fiがつながるようになります。

バックパネルを開けるには精密ドライバーが必要になります。
私が使っている精密ドライバーは藤原産業の「E-Value 精密ドライバーセット EPS-670」です。安くて色々な種類のドライバーが入っているのでオススメです。ドライバーの金属部分が柔らかめですが、一般人が頻繁に使うものではないので、これで十分だと思います。
注意点
- メーカー保証が無効になる可能性があります
- 機種によっては難易度が高い場合があります
- 作業はすべて 自己責任 で行ってください
まとめ:最終手段は自己責任で
ChromebookのWi-Fi不具合は、ほとんどの場合「再起動」や「ルーター確認」で解決できます。
しかし、どうしても直らないときは Wi-Fiカードの抜き差しという裏ワザ が役立つかもしれません。
ただし、これはメーカー非推奨の方法です。作業に不安を感じる場合は、素直に修理依頼することをおすすめします。
この記事が、どなたかの参考になれば幸いです。
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